岡村 みちる
選挙結果予測報道と表現の自由に関する一考察(1)―「投票所出口調査規制」を中心にして
2026.10
冒頭部分: 選挙直前期における情報流通(世論調査の公表等)規制は、民主制国家において最もデリケートな領域である。本稿では、様々な選挙結果予測報道のうち、アメリカ合衆国における「投票所出口調査(exit poll)」という […]
河上 暁弘
山内憲法学における憲法平和主義論
2026.10
冒頭部分: 山内敏弘は、憲法研究者として、平和主義、違憲審査制、国家緊急権、抵抗権、憲法解釈の方法論、地方自治、情報公開、生命権など数々の研究によって学界をリードして来たが、その中でも、平和主義研究において多くの緻密で鋭 […]
齋藤 聡
LLMをめぐる誤信のリスクの認識論
2026.10
冒頭部分: 今日、社会とAIの関わりをめぐって強い危機感をもって語られている主題の一つは、AIの安全性であろう。「安全性」という言葉の意味が及ぶ範囲は広く、悪用や制御の喪失への備えから、有害な出力や偏りの抑制、プライバシ […]
中田 賢一
人口減少下における地方大学の存続意義―高等教育機能、財務構造、地域連携の観点から
2026.10
冒頭部分: 人口減少社会において、地方大学は、従来のように存続を当然視できる存在ではなくなっている。中央教育審議会(以下、中教審)は、2040年には18歳人口が88万人に減少し、現在の7割程度の規模になると推計している。 […]
麻生 多聞
平和憲法論の「原点」を探究する憲法理論-河上暁弘による小林直樹オーラル・ヒストリー研究の憲法学的意義
2026.10
冒頭部分: 小林直樹はかつてこう述べた。「学界の圧倒的といってよい通説によれば、憲法9条は明らかに戦争の放棄と軍備の禁止を定めたもので、自衛隊のような存在は許されないと解するほかない」 。しかし、2000年代に入り、自衛 […]

